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CGは面白くない(その2)

2008.02.14 *Thu
こんちわー。
お三方、コメントありがとうございます。俺的には自分の将来もかかった結構重い話題なので、もう一回記事書いてみます。

とにかくおっしゃるとおりで、いとー先生のように直接学生に接している方は特に強く感じられることでしょう。「まるで目玉のない最近の情報産業」というのは驚きました。CGだけでなく、情報系全体がそうだとするなら、もう一度大学院に入りなおすくらいの対策が必要となりそうです。コンピュータは完全に文房具としての地位を確立したということでしょうか。そしたら、我々が10年(以上)かけて学んできたことは、研究ではなく職人芸になったとも言えるかもしれません。

私が仮に、少し早めに60歳で退職するとしても、あと27年あります。今職人へと転向して、エンジニアとして残りを生きるか、それとも何かを学びなおして付加価値をつけ、研究職にとどまるのか、迷うところです(学びなおしたとしても、文房具の使い方にすごくたけていれば、専門分野しか知らない専門家に対し、すこしアドバンテージはあるでしょう。専門知識の深さと、突き進む若いエネルギーでは負けるでしょうが)。

なんでもあったら、何もしたくないというのは言いえて妙です。しかし中には何でもある競争の中で、さらに自分の強さを証明したいという人もいるかもしれませんね。私はクラシックの演奏家になろうという人には(全員ではなくても)少しそれを感じます。ちなみに私は、とても人と同じ土俵での競争では勝てそうにないので、競争がすくなさそうなところを探す傾向があります。だから演奏家なんてもってのほかです。こういうメンタリティの人は、どちらかというとエンジニアよりかもしれません。

なので、個人的な話になりますが、私は学びなおす方にちょっとだけ傾いています。しかしなかなか勇気が出なくて困っています。なにせ、コンピュータいじるのが今まで一番好きで、今も一番好きな事なので、より面白くない勉強をなんでしないといけないんだろうと思ってしまうんです。そして面白くないことをやっていると眠くなります。寝ると棺おけが近づいたような気もします…考えすぎでしょうが。


ちなみに、錯視は研究にはならないという人が大半です。あれだけ錯視の論文を書かれ、本も山のように書かれている東大の杉原先生も、この前オフィスにお邪魔してお伺いしたところ、視覚心理学の対象という以外には錯視は研究の題材としてはもうあまり取り上げることはできないので、現在やっているモチベーションは研究ではなく、優れた錯視の作品を作って後世に残したい、という点だとのこと。尊敬する先生にそう言われると、そうかなと思ってしまいます。

研究にはならないと言われて少しがっかりしつつも、逆に、後世に自分を残す方法として作品というのもアリなんだなあということに気づかされたのも発見でした。今までは博士取得前の切迫した状況の余波で、「自分が生きていく=論文を書く」だという考えで凝り固まっていたので(その割には下手な論文を書いて先生や差読者をいつも困らせていますが汗)、そうじゃない世界もあるのだなあと思った次第です。もちろんアーチストとして生きていけるかという具体的な話ではなく、論文だけが生きている意味ではないと教えていただいたという意味です。そういってしまうと当たり前なんですけど。

まあもともと錯視については論文じゃなくて作品をつくらにゃいかんなとはおもってはいました。今年はちょっとやってみようかと思っていますがね。これまた私には大変です。

とはいっても長期的には、深く考えなきゃいけない問題だと思っています。今会社で一緒にやっている学生が就職先を探しているんですが、やっぱり長期ビジョンで今後どうしようかという話になると顔が曇ってしまいます。今CGやっててこれから卒業する人たちは、私以上に長い将来が待っているわけだから、悩みも私以上に深いことでしょう。とりあえずはあれですね、CGだけやっているところにいかないことが重要ではないでしょうか。そうしたら井の中の蛙になってしまうし、局所的に短期的にうまくいったとしても、いつか方向転換を迫られる日が来るに違いありません。

さあ人の心配なんてしている場合ではありません。俺はどうするんだ。


そうだ、全然関係ない話ですが、先週末は実家にいたので電話を下さった方に返事ができませんでした。そしてメールアドレスも今ではわからないので、またあとで電話しますからお許しください。>牛さん
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2008/02/16(土) 09:57:46 | | # [Edit

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大和田 茂

Author:大和田 茂


元IT系の研究家。現在はゲーム/玩具作家をめざしている。


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