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Public Sphere 2

2009.07.25 *Sat
英国・オーストラリア・アメリカはe-デモクラシーへの推進力が際立っている国の一つである。オーストラリアでは例えば、ネットを用いた半直接民主制を掲げる政党がある。議員全員にTwitterをさせるためのサイトがある。議会のログをとり、政策別に進捗を個人に伝えるサイトが賑わっている。情報にアクセスするためのAPIまで公開されている(英国のオリジナルの方が充実している)。政治家や政策通を招き、一般人も一緒に政策ディスカッションを行うサイトもある。それ以外にも様々なサイトで政治問題を扱っており、実際の政治にも影響を与えつつある。

Public Sphere 2は、オーストラリア上院議員のKate Lundyによって2009年6月22日にキャンベラで開催された会議である。テーマは:

Government 2.0: Policy and Practice

である。
#なお今回は二回目であり、第一回のテーマはHigh Speed Bandwidthであった。こちらについてものちほどポストするつもり。第一回についてはまとめがpdfになっている。すばらしい…

全てのスピーチはネットで中継され、参加者は会議中にブログを書いたり、twitterに書き込みを行う。twitterに書く場合はあらかじめアナウンスされたhashtagを付けることが推奨される。

ビデオは全てこちらから見ることができ、半分くらいはテキストで書き起こしたものもある。私のように英語の聞き取りが下手で、とりわけイギリス訛りが苦手な私にとってはこのテキストの効果は計り知れない。ビデオと一緒に読んで、かつ瞬時に単語を翻訳できる環境があれば、なんとか耐えられるストレスレベルになる。(おそらく一番のメリットは、検索エンジンから見つけやすくなることだと思うが)

前回のブログでネタがないとぼやいていた社内プレゼンで、土壇場でこのミーティングをお調べることにしたらなかなか面白かったので、私のプレゼン資料を公開しようと思う。


以下に、私が聞いた中で、印象に残ったプレゼンを挙げる。

個人的にベストプレゼンをあげるとすればのこの人。OpenAustraliaのMatthew Landauer。

Public Sphere: Government 2.0 - Matthew Landauer from Kate Lundy on Vimeo.



一言で要約すると、Gov2.0のためにはデータをシェアする仕組みが大事で、その部分はオープンソースソフトで作らなければならないとのこと。そういうと大した話はしてないような気もしないでもないが、政府のサービスを変えるための方法について模式的に説明している導入部分が非常に面白い。



If it isn’t broken, why fix it? by James Dellow (Headshift社)

Public Sphere: Government 2.0 - James Dellow from Kate Lundy on Vimeo.



この人の話も面白かった。Gov2.0は議会の全ての法案に直接みんなで投票するためのものではなく、市民が自分のために政治的活動(公共サービス)に自発的に参加することだという主張。つまり、より小さい単位で自己完結するためのもの。それと、政府のサービスを自分のためにカスタマイズするためのもの。などなど。私のプレゼンの中でも多少まとめたつもり。

次の人も基本的には同じことを言っている。政府のやることを受身で観察するだけでなく、自発的に参加することが求められる。それに加え、個人の責任が今より大きくなり、負担が増える可能性もあるともいっている。

All those who stand and wait – putting citizens at the centre. Citizen-centric public engagement

Public Sphere: Government 2.0 - Lynelle Briggs from Kate Lundy on Vimeo.



既存メディアとの連携、および集合知の可能性を訴える人もいた。ABCニュースのQ&Aという番組の人。


現在ではウェブベースのメディアも既存のテレビなどのメディアも同じく重要である。例えばイギリス議会の公費流用スキャンダルは最初mysocietytheyworkforyouなどで指摘されたが、既存メディアが資金を投じて文書を調査し、大々的に取り上げられるまではあまり注目されなかった。これらが両方用いられるときに大きなパワーを持つ証明である。しかしこれからは、公文書を公開し、一般市民がボランティアで不正を見つけるという方法もありうる。crowd sourcing journalism projectでは47万ページ以上の公的予算の使途の書類をスキャンし、一般の人に何か不正がないか見つけてもらうことを求めている。

大臣まで呼ばれて話している。以下経済・規制緩和大臣のLindsay Tannerと州特別大臣のJoseph Ludwig。

Public Sphere: Government 2.0 - Minister Lindsay Tanner from Kate Lundy on Vimeo.



Public Sphere: Government 2.0 - Minister Joseph Ludwig from Kate Lundy on Vimeo.


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Author:大和田 茂


元IT系の研究家。現在はゲーム/玩具作家をめざしている。


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