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eyeOSレビュー

2007.04.12 *Thu
次はeyeOSである。
このWebOSに関しては、何の機能も試す前に言えるいい事がひとつある。eyeOSはオープンソースであり、寄付ベースで作られている。すでにこの制作をサポートするコミュニティがいくつもある。そのリストはここに載っているが、まだアメリカにも日本にもないようだ。しかしこのオープンにして作っていこうという気概は高く評価できる。私が(ここ数日)思うには、WebOSというのは既存の枠組みを変える可能性のある技術で、インフラの一部をなすかもしれないものだ。そういうのは、一社独占でやるようなものではない。Linuxのようにみんなで作っていかなければならない。だから、このように仲間をどんどん増やして作っていくのが正しい方向性だ。この姿勢が評価されたからかどうか知らないが、受賞もしているようだ(このページの左の方)。

遊ぶ前にソースをダウンロードしてみた。phpとJavascriptのファイルと画像ファイル、それに少数のスタイルファイル、xmlファイル、htmlなどが入っている。つまりこれは明らかに、FlashベースではなくJavascriptベースである。画像ファイルを除くと、全体のサイズは2MB弱。

また、サーバソフト(Windows用のみ)というのを、完全版とライト版の二通りダウンロードできる。これはつまり、自分のWindowsにインストールして、リモートから自分のWindowsのリソースにアクセスするためのツールキットだと思われる。つまり、このeyeOSの使い方は、基本的にはリモートから自宅のWindowsを使う、というところにあるようだ。Windowsにはリモートアシスタンスという機能があり、リモートから直接自宅のデスクトップを操作できるようになっているので、これをブラウザだけでできるようにする、と考えてもよい。


さて、デモ版を使用してみた。まず、ファイルエクスプローラはeyeHomeという名前らしい。普通の機能に、ファイルのアップロード機能がついている。それから、共有フォルダというのがある。きっと他のユーザーから参照できるのだろう。意外と、というか、かなり普通である。

テキストエディターがあったので使ってみたら、起動は結構重い。Javascriptだからだろうか。まぁ機能的にはWordpadとWordの中間くらい。善戦していると言える。面白かったのは、Paste from wordという機能だ。別ウィンドウが開いてしまうが、その名の通り、OfficeのWordから、フォーマット付きでコピペできる。日本語フォントの種類はダメだったが、サイズは問題なく貼りつけられた。ハイパーリンクもちゃんと貼りつけられた。

カレンダー、電話帳、電卓、RSSリーダーの使い心地は普通。少し殺風景な画面だ。なんかこう、授業の課題でちょっと作ってみました的な感じ。電話帳の名前がeyephoneなのはダジャレだろうか。eyeMessageというのがある。これはeyeOSの他のユーザーへのemailである。普通のemailには使えないらしい。eyeboardというのはチャットらしい。どういう共有性でメッセージが表示されているのかわからない。自分以外の人が8分前に書きこんだ、と書かれているけど、とりあえずさびれていることは間違いなかった。物理的に同じPCに入っている人かな。



まとめ。できることがかなり限られているし(eメールソフトすらない)、全てのソフトがシンプルな作りで限られた機能しかないのでPDAを使っているような気分だ。勿論WebOSの形式をとれば、PDAを忘れてもどこからでもその情報にアクセスできるという利点はあるが、この程度の事をやるのにあえてこれを使う必要がどれくらいあるか疑問だ。というか、コンセプト的にちょっと弱いんじゃないだろうか。PDAがわりに使う?家のPCでちょっとファイルをいじったりするのに使う?

ただ、オープンソースで、パブリックに開発をすすめるんだという方法は評価できる。WebOSは絶対にそうあるべきだ。しかしこの半端な感じは、パブリックであるがゆえに、コンセプトに関するコンセンサスがとれなかった故だろうか。また、こういうGUI的なものは、パブリックではうまくいき辛いかもしれないと私は時々思うのだが、その一つの例だろうか。オンラインのハッカーは絵は描けないのだ。

結論:バグの少なさ、開発体制のよさ、コンセプトの弱さ、普及しないだろうなぁという予測を考慮して、70点。
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CATEGRY : 勉強

COMMENT

Webの中にデスクトップ環境があって、さらにその中にWebブラウザがあったりするんでしょうかね?無限回廊。
2007/04/12(木) 18:18:22 | URL | #- [Edit
ブラウザがないやつもありますが、あるやつはそれできますね。でも一段階進むごとに画面は小さくなるので、物理的限界はありそうです(^^
2007/04/14(土) 11:54:32 | URL | owd #A0ka68/. [Edit

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大和田 茂

Author:大和田 茂


元IT系の研究家。現在はゲーム/玩具作家をめざしている。


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